事故が起きないためには何が必要か

元請け会社主催

建設工事に従事する人を対象とした安全衛生教育を(座学・実技)1日みっちりと

受講してきました。

(元請け様・協力業者男女合わせて40名以上多くの方が参加されました)

 

お題は関係法令・安全施工サイクル・労働安全衛生・災害事例・実技訓練など

様々なテーマを基本からより突っ込んだ内容でしっかりと進んで行きました。

 

受講したなかで一番心に残ったのは

危険を忘れてしまう」ということでした。

どんなに、作業手順を練っても、周知・注意をしても、安全対策をしっかりしても、現場には

無数の危険があるということ、また自分の行動一つで危険に変えてしまうということ

人は危険を忘れてしまう。

初心者でもベテランでも危険を分かっていても、近道・省略行為をしてしまう。

「それが人間なのだから」

元請け・事業者・管理責任者・職長が安全対策を万全にしても最後は自分が、自身で

安全を確保」するしかないのである。

一概に運が悪かっただけでは片付けられないことも多く、またその悪運さえも

自分の行動一つで回避できることも多くある。

では、事故を起こす人と起こさない人の違いはどこにあるのか

その一つが「確認努力」である。

事故を起こさない人は、まず確認をして安全を確保する行動をとっている。

例えば青信号は安全なので進めではない。事故を起こさない人は安全が確保されている

場面・場所であっても確認をする努力をし、防護に努めているのである。

当社の社訓にもある「プロとは簡単な事を徹底してすることである」これにも通じていると

改めて実感しました。

安全な現場を維持していくには、現場に関わる全ての人の確認努力・助けあい(声掛け)・

安全策など管理者側、作業員側がワンチームとなり一丸となって災害を撲滅していくことが

絶対に必要である。

 

「今日も無事にかえる」お疲れ様でした。

 

実技訓練の様子